ディーミングライフ@JPN

つれづれなる雑記〜思考とともに〜

【衝撃】エベレストの大量遭難事故を描いた衝撃のハリウッド映画、『エベレスト 3D』を観て思うこと。

 

こんにちは!

オオタユウスケ(@mellegarden)です!

 

今回は当時、エベレスト登山史上最悪の遭難事故とされた、1996年のエベレスト大量遭難を映画化したものについて書かせてもらいました。

それが『エベレスト 3D』です。

製作者の意図はわかりませんでしたが、色々と考えさせられるものがありました。

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悪天候に見舞われ、窮地に陥った登山家の悲壮な運命を描く

1996年のエベレスト大量遭難を3D映像を駆使することで非常に臨場感のある作品でした。

あらすじは以下の通りです。

1996年、春。ニュージーランドの登山ガイド会社によって世界最高峰エベレストの登頂ツアーが企画され、医師で登山経験豊富なベックや前年の雪辱を期す郵便配達員のダグ、著名なジャーナリストのジョン・クラカワー、そして紅一点の日本人女性登山家・難波康子ら世界各国から8人のアマチュア登山家が参加した。彼らを率いるのはベテラン・ガイドのロブ・ホール。一行は標高5000m超のベースキャンプに滞在しながら、1ヵ月かけて身体を高度に順応させていく。その間、ベースキャンプは多くの商業登山隊でごった返し、様々なトラブルが発生していた。そんな中、ロブ・ホールは別の隊を率いるスコット・フィッシャーと協調体制を取ることで合意、互いに協力しながら山頂を目指すのだったが…。 (映画データベース allcinema 『エベレスト 3D』解説より)

引き込まれた理由の1つとして日本人の方が含まれていたということも大きな要因でした。

それが当時日本人女性として2番目に七大陸最高峰登頂者になった難波康子さんです。

 

多くの登山者が登頂アタックに成功するが...

登山者それぞれがそれぞれに想いを持って登頂アタックを行い、多くの登頂者を出しました。

しかし、様々な要因で大量遭難という事故につながったとされています。

エベレスト登頂を目指して世界各地から集まったベテラン登山家たち。それぞれの想いを抱えながら登頂アタックの日を迎えるが、道具の不備やメンバーの体調不良などトラブルが重なり、下山が大幅に遅れてしまう。 (映画.com 『エベレスト 3D』解説より)

登山の成功の可否は下山にある、ということをよく耳にします。

僕自身は高尾山や筑波山にハイキングに行ったくらいしか経験はありません。

ただ、それでも足腰に負担がより多くきたのは下山だったといえます。

ましてエベレストです。

登頂に成功すれば、どれだけの達成感に満たされるのでしょうか。

興味深いのは制限時間を考えて途中で登頂を諦めた登山者がいたことです。

その行動にどれだけの勇気と決断力があったのでしょうか。

 

人間が存在していられない死の領域「デス・ゾーン」での滞在時間が長過ぎた

8000mを超えた領域は人間が存在できない領域として通称「デス・ゾーン」と呼ばれているそうです。

エベレスト登頂に成功する条件としてこの領域にとどまる時間をどれだけ短くできるかが鍵を握るんだとか。

さらに天候も急激に悪化し、人間が生存していられない死の領域「デス・ゾーン」で離ればなれになってしまう。ブリザードと酸欠の恐怖が迫る極限状態の中、登山家たちは生き残りを賭けて闘うが……。 (映画.com 『エベレスト 3D』解説より)

この領域の通称を目にするだけでもおそろしいということが予測できます。

しかし、近年では登山者の増加による渋滞という問題で滞在時間の削減が難しくなってきているという背景も事件を手伝ってしまったのだろうか。

 

なぜ山へ登るのか?人は何か夢とか目標をもたないでは生きられないのではないか?

そしたらなぜ人間は山に登るのか。

そこらへんの低い山からエベレストなどのかなりの標高を持つ山までありますが、リスクが大き過ぎやしないでしょうか。

正直なところ僕は理解できないという意見です。

ただ、紅一点であり、日本人として唯一参加していた難波康子はこんな言葉を残しています。

「1996年4月19日。(略)なぜ山へ登るのか?人は何か夢とか目標をもたないでは生きられないのではないか?山は達成感を得られやすいし、こんな自然があったのかと思われるような感動も与えてくれる」 (手記『風になったヤスベエ エベレスト登頂後、遭難した妻・康子へのレクイエム』難波賢一 より)

この言葉を読んでも尚、僕には登山への理解は少ししか変わりませんでした。

しかし、それは僕の中に夢や目標がきちんと定まっていないことを表しているともいえます。

仮に僕に目指すべき夢や目標があれば、「そうか、あなたも夢や目標のために山に登るのか」と理解を示したいところです。

いつか夢・目標をしっかり定め、そんな言葉を口にしたいな、と思いました。

 

人は常に夢をもち、その実現につくすべきだ

 

結局のところこの映画が何を伝えたかったのかはよくわからなかったです。

こういう事故を二度と出してはいけない、ということ。

この事故を教訓にエベレスト登山のあり方を見直さなければならない、ということ。

救助に参加せずに自身の体調の回復を優先した登山者への批判だろうか。

受け取り方は人それぞれだと思います。

 

僕の受け取り方は難波康子さんへの関心でした。

そしてその配偶者である難波賢一さんが以下のような言葉を綴っています。

君が僕に、いや僕らに残してくれた最大のメッセージはそれだと信じています。人は常に夢をもち、その実現につくすべきだと......。 (手記『風になったヤスベエ エベレスト登頂後、遭難した妻・康子へのレクイエム』難波賢一 より)

悔いのないように生きなければならないと感じました。

 

 

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